同じ木に、共通の画素がない:季節をまたいで個体を保つ
大手ゼネコン・都市樹木の点検
点検台帳が何かを積み上げられるのは、今年書いた行が去年の行と同じ個体の上に乗ったときだけであり、樹木医の下す判断はすべて、ある一本についての主張である。資産の系のなかで、樹木はその意味で最も難しい。育ち、剪定され、列を成して互いに似ていて、8月と2月のあいだに外観がそっくり入れ替わる。そのあいだ同一性は保たれていなければならない。多くのシステムが持つ唯一の鍵は外観であり、落葉樹においてそれは月の属性である。
YODO Asset World は、映っているものだけから立っている位置を割り出し、同型機が並んでいても画面の中の設備を台帳の一行に結びつけます。その一台について現場がすでに持っているものが、貼るものも読み取らせるものもなく、その場で開きます。
ロボットは、そこに何かがあることは分かっても、それが何で、これまで何があったかは分かりません。その続きは記録にあり、それは現場の人がいま読んでいる記録と同じものです。
あるカメラ、ある人、あるロボットが見たことが、他の全員に届く。だから、人の続きをロボットが引き継げる。
YODO Asset World は、その記録をいま点検チームのために残しています。同じ記録を、次はロボットが使います。
手持ちの一巡で現場が実寸で返り、個体は立っている位置で台帳の行に結びつく。プランナが当たり判定に使え、作業指示が根拠として引ける。
難しいのは二度目だ。機材も距離も角度も違うなかで同じ一台だと分かれば、撮り溜めは記録として積み上がり、過去のどの状態にも戻れる。

状態予測は、すでに行われている巡回から読み取る。計測器は据え付けず、巡回が見ている範囲だけを予測し、返すのは日付のついた作業だ。

空間についての問いは、ふつう平面の画像から答え、奥行きは後から推定する。このモデルは最初から3Dのまま解く。測る領域を点群の中で自分で囲み、そこから読んだ幾何で答えるので、数値と根拠が同時に届く。


NEDO Challenge 2026・空港手荷物ハンドリング
ハンドリングロボットは、荷物が届く前に三辺・剛性・表面材質を知っていなければならない。しかしそのどれも航空会社のシステムにはない。タグが運ぶのは予約であって、形ではないからだ。競技ラインは 25 m/min で止まらず、約80件が連続して、しばしば斜めに投入され、装置が書いた行は投入順だけで正解と突き合わされる。場に識別子は一つもない。つまり件数がそのまま同一性であり、一度失えば、それ以降の行はどれだけ正確に測っていても別の荷物に付いてしまう。

廃棄物処理事業者・TOKYO SME OPEN INNOVATION PROGRAM「Change」
リチウムイオンセルは、たいてい何かの内側に入って処理施設に届き、申告されることはまずない。家庭のごみ箱は通り抜け、圧縮機・クレーン・シュレッダは通り抜けられない。壊れるときは数秒、外部の酸素を必要とせず、周囲にあるのは可燃物で、しかも深い。相手が持ってきた枠組みは、市場が提示するものと同じだった。検知器を買う。
共同創業者 兼 CEO
PwC(Strategy&)での戦略コンサルティング、Westpac Banking Groupでの事業開発を経験。東南アジアのスタートアップ保険会社をゼロから2年で1億5000万ドルの保険引受額に成長。英語・日本語バイリンガル。
ロボティクスリード
Amazon(Astro)、Google Wing、Figure AIにて15年間の自律システム開発経験。センサーフュージョンからリアルタイム意思決定まで、フルスタック自律制御。
リサーチアドバイザー
大阪大学教授、スタンフォード大学客員教授。コンピュテーショナルイメージング、コンピュータビジョン、AI光学。
意味のある課題に一緒に取り組みましょう。
人とロボットが同じ現場で働く。その実現に取り組むロボティクスチームや事業パートナーと、一緒に進めています。